君という海に溺れる

あの日の君と同じで





この両手では抱えきれず

いつしか自分の身体を傷付けてしまっていた思い。

壊すことの出来ない仮面。


誰に伝えることも叶わなかったそれを掬い上げてくれたのは


他の誰でもなく、貴方でした。




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