君という海に溺れる

偽りの笑顔





作り上げてきた自分。


壊すことを躊躇ったのは間違いなく自分自身で。


そうすることで、傷付くことから逃げてきた。

傷付いた心に背を向けた。


自ら纏った仮面はいくつもの化身を作り上げ、私の呼吸を奪っていく。




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