君という海に溺れる

虹の麓の宝物





羨ましくなるくらい綺麗な微笑みを持つ彼。


どこをとっても平均以下な私。


私と彼の距離は遠すぎて。

まるで手が届かない、対照的にも見える存在の私たち。


けれど、彼の存在で全ての鎖が解かれるような。


そんな予感がしていた。




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