財閥vs暴力団~争いに巻き込まれて~
するとパソコンの画面に満月が写し出された。


「久々だな。」


「ちゃんとやれよ。ハッカー殺しさん。」


「言われなくてもするよ。」


そう言って嵐は高速でキーを叩き始めた。


そして3分も経たないうちに


「はい、終了。」


「えっ!うそぉ!」


「えっ、うそぉじゃねぇし。お宝情報満載。」


嵐はパソコンをみんなのほうに向けようとして固まった。


「どうした?嵐。」


「嘘だろ、あれ。」


嵐は言いながら窓の外を指差した。
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