霊感少女
「鉄~」

「何?」

「今日さ、うちここ泊まるから」

「わかってる」

「鉄も泊まろう」

「ハァ?」

「でも、沙季ちゃん寝る部屋が、帝さんと私の部屋しか・・・。」

「いいんだよ、うちが帝の部屋で寝るから

姫香と鉄一緒ね」


「えっ?」

「何言ってんだよ、姫香も困ってんだろ」

「私・・・。別にいい」

「ほらっ♪」

『鉄、頑張れよ!チャンス作ってあげたんだから』

『頑張るって何を?』

『告白だよ!あんな美人な子たちまち外出したらナンパ

されまくりだよ!早く自分の大切な人にしなきゃ』

『でも、・・。』

「姫香ちゃん、ちょと鉄がうるさいから説得させるために

外で話してくるね」

「…?はい」

「行こう鉄」

「ちょ・・・。」

二人は外に出た

「鉄、何弱気になってんだよ!」

「だって・・・。」

「だってじゃないよ、いつもの鉄はどこ行ったんだよ」

「嫌われたくないんだよ、大切な存在だから」


「嫌うわけないじゃん、嫌うならとっくに嫌ってるよ

鉄、恋は早い者勝ち、嫌われたくないとか、傷つきたくないとか

みんな一緒なの、それでも一緒にいたいて思うからこそ

告白するんだよ? 早く勝ちに行かなきゃ、こされちゃうよ?」

「それは、やだ 姫香は俺の大切な人」






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