この声が枯れるまで
ダダダダダダダ…

うるさいなぁ~………

ダダダダダダダダダダダダダダ…


なんなんだよ……


ドッスーーーーーーーーーン!!

「何なんだよ!!」


俺は二階の自分の部屋から一階の家族に怒鳴った


気持ちのよい朝、カーテンの隙間からチラチラみえる太陽が俺に朝を知らせてくれる


そんな気持ちのよい朝になんでこんなにもうるさいのだろうか!?

「ごめん!!隼人ー!今お弁当作ってるから!!」

はい!?何焦ってんの?母さん……


俺はとても嫌な予感がしながらも恐る恐る時計をみた


げっ!!


「は…………8時10分!?」


学校完全到着は8時……もう10分も遅刻している事になる。や……やばい


「ヤバイっしょ!!母さんーーー!!」…


全く………俺は寝癖でボサホザのかみのけをぐしゃぐしゃにかきながら下を向いた



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