〜夢叶〜
「イメージ?何それ」
「バカにみられるんだよ
、他の生徒に迷惑かけん
な」
「迷惑かけた覚えない
から。皆黒髪にして
同じ格好させて…
キモいし」
「何が気持ち悪いんだ」
「日本人って皆一緒
にしたがるんだよね、
自分達と違う奴は同じ
様にさせるか廃除する。
これがえみなの。
別に強制される権利ない」「お前なぁ!」
手を挙げようとする担任
に私とまいは手を掴んだ
ゆりは睨み付けている
「先生、叩かなくて
いいじゃないですか」
「体罰ですよ?」
「……。」

担任達は睨み付けて
何か話しながら
立ち去っていった

私達の学校は黒く染めろ
という強制はできない。
担任達はなにかとえみに
目を付けていた。

「ゆり、まい、ありが
とね」
「いいよ、叩かれたら
ウチラが叩き返してあげ
たからさっ」
まいは誇らしげに笑った
「担任、またウチラの
ことシカトするよ」
「関係ないよ」
「学校は勉強を教える
とこなのに、なんで見た
目縛られなきゃなんだろ」「だよね」
「別にいい会社勤めたい
とかおもってないし」
「はぁあ、自由になり
たい」


私達は腕組みあいながら
教室に帰った
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