溺れる唇





悶絶する芳賀くん。


「ああ・・・・」


彼の口の中を思って、私は思わず
声を漏らした。

「氷、含んどけ」

コップの水に浮いていた氷を口の中に
入れて、芳賀くんが呻く。

彼の口の中の粘膜は、けっこうな範囲で
焼け死んでしまったに違いない。



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