偽り王子と政略結婚!?
「さぁ、お嬢様行きますよ」


そう言われて私は車に乗った。車には
お父さんとお母さんも乗ったいた。


「麗華、お誕生日おめでとう」


お父さんとお母さんが口を揃えて言った。
私はその言葉に、「ありがとう」と言って
笑った。


私はまだ気づいていなかった。この2人の
企みに。



「着きましたよ。」


運転手さんがそう言った。ちなみにこの人
は、私の専属の運転手さんで椎名さんって
言うの。


「ほら、早く降りなさい」


お父さんに言われ、私は慌てて降りた。

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