巡恋~もう一度、君と~
プロローグ

キミとわたし






あれは一年前、高一の冬


入学式から片思いしてた彼と
付き合った。

告白は彼からで、
あのときのわたしは
幸せの言葉以外
表せるものがなかった。



高二の春が終わった頃


わたしは彼に
「サヨナラ」と告げらろた
たったひとつの
その言葉でわたしちの
関係は終わってしまった。

桜が散る季節だった。


< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop