無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
「キ、聞いた私がバカでした」


私は俊から顔をそむけた。


クスッと笑った俊は、

片手で私の顔を自分の方に向けた。


「…何ですか?」

少し怒った顔の私。


「その顔も可愛いんだって」


「なっ?!」

・・・反論する前に、

キスをされてしまった。


「…最近キャラ変わり過ぎです」

私の言葉に、満面の笑み。


「教会で言っただろ?

何度でも言ってやるって」


…好きと言う言葉を?でしょ?


「たくさん愛の言葉を言ってないと、

愛奈はすぐにまた悪いことを考えそうだしな?」

・・・そうかも。
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