無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
私は嬉しくて、

顔を胸に押し当ててスリスリ。


「…誘ってるの?」

・・・?!

…一気に目が覚めた。


「ち、違いますよ」

私は目をこすりながら、

はっきりと言った。



俊はクスクス笑いながら、

もう一度私にキスをする。



「冗談だよ。

今夜は抱きしめるだけでいいんだ。

愛奈がいるだけで、

ゆっくり眠れる」


私はホッとため息をつき、

もう一度ベッドに潜り込む。

そんな私を俊は優しく抱きしめると、

静かに目を閉じた。
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