無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
目をパチクリさせてる私に、

麗さんが近寄ってきた。


「私に俊から依頼されてね?

結婚式のプロデュースをさせて

もらうことになったの」



「誰の結婚式ですか?」


「もう、

愛奈ちゃんと俊に決まってるじゃない」


「え??」


私は俊を見つめた。

俊は笑顔で頷いている。


「世界一の花嫁さんにしてもらっておいで?」

俊の言葉で、

麗さんが私の手を引いて、

小さな部屋へと案内された。

・・・

ドアを開けて、

本当に結婚式を挙げるんだと

実感した。
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