無口な上司の甘い誘惑~究極の恋~
「プロポーズもされてないのに」


私の言葉に、

麗さんは目を見開いた。


「そうなの?!」


「そうなんです」


「・・・呆れた」

・・・

いつの間にか出来上がっていた。


「さあ、出来た。

ご両親は、教会の中で待ってるけど、

ちょっと、俊を呼んでくるわね?」


「俊を?」

「ええ。何か、話があるから、

出来上がったら呼んでくれって」


「・・・そうですか。

ここで待ってます」

・・・

椅子に座って俊が来るのを待った。

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