【完】俺だけを愛して溺れろ。
今までにない冷徹且つキツイ口調だったと自分でも思った。
けど、仕方ない。
そのくらい、タブーな話だったから……。
それにしても、一つ不可解な発言を洸太はしたなぁ。
“お前、もしかして、”
洸太は何を思ったのだろうか。
……いや、何かを知っている?
まさかね。
あたしは頻りにパフェを口の中へと運ばせる。
あーあ。
美味しかったパフェも不味くなったじゃないか。
もう、最悪。