一緒に暮らそう
「斉藤さん。もし良かったら、一緒にランチ食べませんか。せっかく近くにいるんだし」
紗恵は思い切ってたずねた。
「そうだな。キッシュは食べたことないしな。じゃあ俺も行ってみようかな」
「斉藤さん」
紗恵が笑っているので、新多は何事かと思う。
「あなた、キッシュを食べたことがないはずないですよ。三十数年間の人生で、絶対一回は食べたことありますって。ただ、呼び名を知らないで食べてたんですよ」
「ええ? そうかな。キッシュってどんな料理だい? どこの国の料理?」
「えっと、キッシュはフランス料理の一つで、材料は……」
紗恵は指先で宙に円を描いてみせる。形は丸いらしい。
「まあ、いいわ。食べてみたらわかりますよ。どんな食べ物なのか」
新多はきょとんとした表情を浮かべた。
紗恵は思い切ってたずねた。
「そうだな。キッシュは食べたことないしな。じゃあ俺も行ってみようかな」
「斉藤さん」
紗恵が笑っているので、新多は何事かと思う。
「あなた、キッシュを食べたことがないはずないですよ。三十数年間の人生で、絶対一回は食べたことありますって。ただ、呼び名を知らないで食べてたんですよ」
「ええ? そうかな。キッシュってどんな料理だい? どこの国の料理?」
「えっと、キッシュはフランス料理の一つで、材料は……」
紗恵は指先で宙に円を描いてみせる。形は丸いらしい。
「まあ、いいわ。食べてみたらわかりますよ。どんな食べ物なのか」
新多はきょとんとした表情を浮かべた。