蝶龍Ⅱ




でも、その幸せは長くは続かなかった…―




いつもの学校の帰り道。



学校を出てすぐ、私は誰かにつけられているのに気付いた。




梨「はぁ~仕方ない、遠回りするか」



私は近くの路地裏に入った。


私は柴原組の娘と言うこともあって、こうして拉致しようと狙ってくる奴はたくさんいた。




だからこう言う事には慣れている。




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