社長!好きです!

あの場に居たのは


私と由と社長の三人だけ・・・


では


無かったの・・ね?



だいたい、余計な問題を起こしてるのは

全部、副社長の由でしょ?


なのに・・・

結果的には全て私のせい・・・

みたくなってる。。。



私も由に連れられるまま走り去って来ちゃったし・・・



この人にいくら弁解したって

分かってもらえないんだろうな・・・


見たままが本当のことだろうし・・・


そう思うと

ここで言い合ってることも

バカバカしくなってきた。




帰ろう・・・



「あ、おい、久利生さん!」


まだ、話は終わってないとでも

言うんだろう。



「仁佐さんもこれから用事あるんですよね。
私は、これで失礼します。」


そのまま

それだけ言って

私は改札に向かった。



どうにでもなれ!


そんな気持ちで・・・

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