社長!好きです!

「私からしたんじゃ有りませんっ!」

「でも、拒否しなかったじゃないですか?」


くぅ~~~~~~!


「あれは不意打ちだったから・・・。」


語尾に力がなくなってしまった。


何でもないけど・・・


そもそも

今日は

勝手にキスされて

社長の前から走り去り

見つかった時には抱きしめられてて



完全に間違った行動ばかり。。。



でも・・・

そうよ!


一方的にあっちからしてきたんであって、

私は関係無いんだから・・・



それにしても、さっきから随分とこの人
威張りくさって・・・


社長が偉いからって

秘書のあんたまで偉い訳じゃないんですからね!


そう思って・・



それから気付く・・・大事なことを・・・


そう・・


公衆の面前って・・・


えっ?

みんな見てたの?



サーーーーっと


血の気の引く音がした


気がした・・・



< 160 / 1,000 >

この作品をシェア

pagetop