社長!好きです!

「ふう~ん。

社長にも副社長にも手出ししないって
言ってるのに

恋愛自体するな

みたいなのって

おかしいよね?」


さなえが

カバンからお土産を出し私に渡した。


「なに?」

「それ、恋愛の神様。」

「は?」

「いいから一つもってなさい。」

「いや・・これは・・・」



テレビで見たことはある。

けど・・・


みんな『可愛い!』とかって言ってたけど・・・



「女の子バージョンもあって

男の子の方は自分で持って

女の子の方を好きな人に持たせるんだって。」


「それで?」

「上手くいくらしいよ。」

「持たせる男いないし・・・」


「いなくていいの。

好きな人できたらその人の傍に
置いとくの。」







「例えば、その人のカバンにこっそり
入れておくとか、

彼の部屋のどこかにそっと置いとくの。」



「と?どうなるの?」


「浮気防止とか、片思いだったら両思いとか、

いろいろ上手くいくんだって。」



はあ・・・


それって女子高生とかのすることじゃないの?


「今、和ってば、バカにしたでしょ?」

「してない、してない!」


バカにするより・・・呆れるよ。


いい年した女が?


これで恋を成就!?




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