社長!好きです!
ちょっとだけ

不思議に思いながら


「留理、よかったね。パパが早く迎えに来てくれて。」


私が加崎たち親子に近づいて行くと



うん?

気のせい?


私に向ける加崎の笑顔が・・・


見たことない・・・

こんな加崎を見たことない



加崎じゃないみたい・・・



思わず立ち止まってしまった。



すると

加崎の方から留理を抱いたまま近づいて来て



私に

「留理をありがとうございました。」

と言った。



はい?

やっぱりなんか違う気が・・・



「ほら、留理、お礼は?」


加崎が留理を下ろすと


「なごみママ、お世話になりました。」


留理がペコリと頭を下げ

加崎とそっくりの笑顔を見せた。



そして、すぐさま

「パパ~!」

また、加崎に抱っこをねだり



加崎が

「しょうがないなあ。」

と抱き上げ


「ご迷惑お掛けしませんでしたか?」


また、私の方に微笑んだ。



その微笑みに思わず

ドキッ!

となった。


「うんん、全然・・・

すごくいい子にしてたよ。」



実際は、ちょっと違うけど

なんだか留理のこと悪く言うのも気が引ける・・・そんな感じ?



この人に・・・

加崎にいい顔してる自分が・・・変!


どうしたの私?



加崎が

すごく

すっごく

すごーーーーく

いい男に見える。



いつもの加崎と同じ顔


なのに

なんで

分からない


けど・・・



男っぽい

そう!


男っぽいの!




「あ・・あの、加崎・・・だよね?」



何でそんなこと確認しちゃうかな?


でも、確認せずにいられない。



「はい、加崎です。」


加崎は当然そう言った。



が・・・







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