社長!好きです!
「社長とさなえさんが?」

「はい・・」

「それは無いよ」

「無い?だって・・・」



思い切って事実を話した。

が・・・



「それ、久利生さんの誤解だよ。」


誤解?


「社長には、今のところ
特定の女性は居ないね。」


うそ!



「本当だよ。」



正面から真っ直ぐ私を見つめ



「僕は、社長の第一秘書だよ?」


仁佐さんは自信ありげに言い切った。






「だけどさ、どうも社長は僕らのことを疑ってたよね。」


仁佐さん・・・


気のせいじゃなく

楽しそう?




「まっ、誤解を与えるようなことをわざとしたのも事実だけど、
あんなに怒る社長を見たのは初めてかもね。」


わざと?


「じゃあ、私を隠れみのにしたんですか?」


「違うよ。

社長が誤解したっぽかったから
面白くなって・・・

誤解を解くとか言ったけど
そのまま放って置いただけ。


実を言うとさなえさんに迷惑掛けたくなかったから・・」



「どうゆうことですか?」


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