社長!好きです!
「実は、さなえさんには僕が結婚してたことも、久利生さんと同じ会社の同僚だってことも言ってないんだ。」



最後に仁佐さん大暴露。



「仁佐さん、さなえを騙してたんですか!?」



思わず拳を握り立ち上がった私に



「違う、そんなつもりじゃなくて・・・

言い出せ無くて・・・」



さなえと出会ったときには既に仁佐さんは元奥さんと別居してた。


離婚は時間の問題だった。


でも、たぶん


そう

私も分かる


さなえの性格


「彼女を失いたくなかった。僕に妻子がいるなんて知ったらきっと・・・」



「分からないではないです・・

でも、ちゃんと言うべきです。

今まで騙してたことも今日離婚したことも。」



「う・・ん」


仁佐さんが困った顔して見せた。


「不都合でも?」


「いや・・・

彼女に自分のせいで離婚したとか思って欲しくない。

だから・・・


僕が初婚だとまで言わないけど

今までが不倫だったって知らない方がいいと・・・」



「それじゃあ、完全に騙しじゃないですか!?」


最低!


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