社長!好きです!
次の日――

副社長は、出社しなかった。


ま、あれじゃあ今ごろ二日酔いでしょう。



平和な一日――



思ったら・・・



「由くんとどこまでいったの?」


応接室を片付けていたら

出た・・・加崎勇士!


「どこって・・居酒屋。」

「そのどこじゃないわよ。

そう、昨日は二人で食事までだったわけ?


ふう~ん。」



なんか言われると思ってたけど・・・


どうも社内には、知れてないようで

加崎が口が堅いってことは

分かったけど・・・



その目つき・・・やめてくれる?


「私も迷惑してるの。
本当に何でもないんだから。」


「なんでもないねえ・・・。」


ドアのところに寄り掛かり腕組して

そう言う加崎。



うむ・・

見た目は、やっぱイケてるんだよな~


とか思う


しゃべるとオネエ言葉なのに


ビシッとスーツ着こなし

ピッカピカの靴に

どう見てもサラリーマンのそれじゃ買えないような高価そうな時計して


お金持ってそ~

あんた・・何者?

って感じ?



とゆうか・・・

なんでまたそんなに加崎を観察しちゃうかね・・・


私は。。。


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