社長!好きです!
「僕のはね、頭のとこにピンクのリボンが付いてるんだよ。

えっと・・・」


言いながら探してる

けど


「・・・あれ?」

「どうしたの?」


留理が慌てたようにリュックを逆さまにして・・・



「ない!」



なんども自分のリュックを振り回す留理


無い物は無い


だけど本人は

「ない・・僕のどこ?」

「おうちに置いてきたんじゃないの?」

「うんん、ちゃんとここに入れた。」


リュックの横の小さいポケット


ああ・・・それじゃあ

「どこかに落として来たんじゃ・・・」


私がそう言いかけたら


「ふえ~~~~~ん!」



大泣き!



どうするのよ?



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