文目剣術部【弐】

その言葉にピクッとなった薊は「あ?何つったてめえ」と薊は詠の胸ぐらを掴んだ

「アホって言ったんだよアホって」と詠は顔色変えずに薊を見た

「詠さん!」

華宮が慌てて声をかけた

「大丈夫みたい」と落ち着いた蔭平が華宮を宥めた

「てめえ…「お前さ」

眉間にシワを寄せる薊に詠は話しかけた

「寂しそうだな」

薊は目を丸くした

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