文目剣術部【弐】
「どういう意味の珍しいだよ?!別に考え込んでねぇ」
朝食の目玉焼きをパクパク食べた詠
「ふ~ん?」と何かを悟ったらしい弥生はニヤニヤと詠を見た
「何だよ?」
「あんたさ何か悩み事があるといっつもテーブルに肘つけてご飯食べるよね」
「え?!」と詠は無意識に肘をつけていたのに気づいて驚いた
「私を誰だと思ってんの~?これでも22年もあんたの姉やってんだからね」
クスッと笑った弥生は詠を見た