クズレタ果実【完】
「何か心配だ…」



「倫子の彼氏じゃなきゃね…」



「酷いですよ。信用して下さいよ…」



頷けない私たちに、日向はショックを受けたらしく、ベットに倒れた。

それで信用するつもりのない私は、廊下に出て倫子を待つ事にした。



「倫子?ここで何してんの?」



「苺華か。自主練してたんだよ。膝の屈伸が上手く行かなくてさ」



頑張る姿に胸を打たれる。

でも、あの日を思えば苦しくもある。
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