世界が逆転した日
「...俺のことは好きじゃなかった?」
「好きだったよ。あっちゃんと付き合って彼のことは忘れようと思ったの。
でも、やっぱり...ごめん。」
そう言われても怒る気にならなかった。
もう1人の俺と違って、俺はゆみちゃんを好きだったわけじゃない。
そんな俺が、彼女に対して怒る資格なんてないから。
「そっか...、うん。ちゃんと好きな人と付き合った方がいいと思うよ。
あまり彼を待たせるのも悪いし、もう行くね?元気で、ね。」
ゆみちゃんに別れを告げて、暗い道を歩き出す。
明宏の言ったように、不倫なら止めるべきだったかもしれない。
でも、不倫だとしても、彼女がいる明宏を好きな俺は何て言って止めたらいいか分からないんだ。
今の俺が何を言ったところで、うわべだけの言葉しか出てこない。
ただの綺麗事だけの言葉をかけるよりは、何も言わない方がマシだ。
「好きだったよ。あっちゃんと付き合って彼のことは忘れようと思ったの。
でも、やっぱり...ごめん。」
そう言われても怒る気にならなかった。
もう1人の俺と違って、俺はゆみちゃんを好きだったわけじゃない。
そんな俺が、彼女に対して怒る資格なんてないから。
「そっか...、うん。ちゃんと好きな人と付き合った方がいいと思うよ。
あまり彼を待たせるのも悪いし、もう行くね?元気で、ね。」
ゆみちゃんに別れを告げて、暗い道を歩き出す。
明宏の言ったように、不倫なら止めるべきだったかもしれない。
でも、不倫だとしても、彼女がいる明宏を好きな俺は何て言って止めたらいいか分からないんだ。
今の俺が何を言ったところで、うわべだけの言葉しか出てこない。
ただの綺麗事だけの言葉をかけるよりは、何も言わない方がマシだ。