【完】愛の価値



振り向くと伊月がいた。


夕日で輝いている伊月がかっこよく見える。


「まさかここにいるとは…マジで奇跡だな(笑)」


「うぅ…」


「なにいじけてるわけ?しかも寒いだろ?」


「…」


確かに2月の海はまだ寒い!


バサッ!


「えっ?」


「寒いだろ?着とけよ。」


「伊月だって寒いじゃん。」

「俺は暑がりだから大丈夫。」


「んじゃぁ…きて?」


私は伊月の上着を広げる。


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