君と見上げた空【完】
念のため私は今日も学校を休むことに
した。

昨日もほぼ、休んだと一緒だから、荒川
さんたちはズル休みだと思っているだろ
う。

まぁはっきり言って風邪はほぼ治ってい
るから、ズル休みだけどね。


私は、ヒマだから散歩をしようと思って
外に出た。服装は、Tシャツに短パンと
言うラフな格好。どうせ知り合いに会わ
ないだろうし。


「雲一つない青空だ」


私は空を見上げて呟いた。頭には空の顔
が浮かんだ。だって同じ名前だし。


好きでも嫌いでもない青空。どうしてかな。
前までは青空は大嫌いだったのに。


私はそんなことを考えながら歩いていると、


「えっ!?」


私は思わず声を上げてしまった。だって、
お母さんと空のお母さんが話してるんだもん。


私は話している内容を盗み聞きしようとお母
さんたちの方へ耳を傾けた。









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