【完】彼氏捨てます!Part2
─ドサッ
大輔くんの手を引っ張って2人でベッドに倒れ込んだ
仰向けになっている大輔くんの上に馬乗りになり
「キスしよっか?」
耳元で色っぽく囁くと
「………キ…ス…しよっか……??」
まるで初めてその単語を聞いた外国人の様にゆっくりとリピートさせて目をパチクリさせた
「そう…キス」
そう言って目を閉じて、大輔くんに触れるだけの軽いキスをして直ぐに唇を離した
「メガネ邪魔…」
大輔くんのメガネを外して、
少し伸びた前髪を横にズラすと
普段は隠れててあまり見えない……均整の取れた綺麗な顔が姿を表した
「これで遠慮なくキスできる♡」
っていかにも大輔くんが照れる様なことを言ったのに
大輔くんは瞬きをするだけでピクリとも動かないし顔を赤らめない、