最後の恋
「あの、渚
もうわかったから、離れてくんね?」
「えー…嫌だ」
「い、嫌って…」
「だって、なんか駿くん温かいくて気持ちー」
「…」
あれ?
なんか駿くんの身体が固まった気がする…
「あのさ…、そろそろやばいんだけど…いろいろと」
「なにがー?」
「あー!!
そんな俺放ってイチャイチャすんなー!!
くそぅ、駿のやつ羨ましい」
「おい、何言ってんだ
お前の差し金だろ」
あれこれ言い合いしてから、いい加減放せと言われ、渋々放した
「あ!
三人で写真撮ろう!」
私は携帯を出して、カメラを起動させた
「二人とも!
早く早く!」
「お、おい、引っ張んな」
二人の腕を引っ張り、私の両サイドにきてもらった
「渚!
もっと寄った方がいいんじゃないか?
肩組もうか?」
「死ね健斗」
「ごめんなさい、駿さん」
「じゃ、健斗くん撮って!」
「え!?
なんで俺!?」
「健斗、撮れ」
「はい、駿さん」
駿くんの圧力に負けた健斗くんが撮ることになった
いいなぁー、こういう関係…
私は羨ましく思いながら、二人と腕を組んで写真を撮った
