電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②
でも、電波が1本だから速度がすごく遅い。
どうしよう。そんなことで私はその画面を持ちながら、部屋をグルグル動き回っていた。すると、6段タンスの近くでアンテナが4本になった。
――――。
「ちょっと待って、電界システムがないのに、どうしてココ電波があるの?」
逆に私は不気味に感じてきた。確か梅林町は、電界システムが全くって言ってほど無い。それなのにあるなんて。
まあ、いいや。こういうフォルダリングていう機能があるって良いな。って。ところでフォルダリングの意味って何だろう?
休みの学校。
電話での通話で。
「おい、本当か?」
健太が誰かと話している。
「ああ、学校で見たやつがいる。目撃情報も掲示板で書き込まれていた」
「でもさ、颯太。学校なんか、ほかの世界なんてあるはずがない」
「入口だよ」
どうしよう。そんなことで私はその画面を持ちながら、部屋をグルグル動き回っていた。すると、6段タンスの近くでアンテナが4本になった。
――――。
「ちょっと待って、電界システムがないのに、どうしてココ電波があるの?」
逆に私は不気味に感じてきた。確か梅林町は、電界システムが全くって言ってほど無い。それなのにあるなんて。
まあ、いいや。こういうフォルダリングていう機能があるって良いな。って。ところでフォルダリングの意味って何だろう?
休みの学校。
電話での通話で。
「おい、本当か?」
健太が誰かと話している。
「ああ、学校で見たやつがいる。目撃情報も掲示板で書き込まれていた」
「でもさ、颯太。学校なんか、ほかの世界なんてあるはずがない」
「入口だよ」