電界妖怪 〜マカフシギ〜 ②
「入口?」
「聞いたことあるだろう?扉の話」
「ああ、おばあちゃんに魂ごと持っていかれる話だろう。でも、それがどうしたんだよ」
「実は、いまだに語りかけていない話があるんだ。」
「どんな話だ?」
「駅向かいの人たちでは、扉を開けてしまった少女は結婚したくない男性と結婚してしまう、恋愛祈願には不向きなパワースポット。駅向こうでは、扉を閉めようとしても体が言うことを聞かず、そのまま脚から恐竜に食べられてしまう。そして……」
「止めろ!…………。」
健太が大声で言った。誰もいない校舎に健太の大声か声が響き渡る。でも、颯太は話を続けようとする。
「聞きたくなくても、実は実際に起こった話なんだ。信じたくなくても」
「早く、“キラメキ”を教えろ」
「3階の理科室だ。理科室の非常口階段付近に、修復されなかったバグがある。そこに呪文式を投げつければ、扉の一部が出現する」
「聞いたことあるだろう?扉の話」
「ああ、おばあちゃんに魂ごと持っていかれる話だろう。でも、それがどうしたんだよ」
「実は、いまだに語りかけていない話があるんだ。」
「どんな話だ?」
「駅向かいの人たちでは、扉を開けてしまった少女は結婚したくない男性と結婚してしまう、恋愛祈願には不向きなパワースポット。駅向こうでは、扉を閉めようとしても体が言うことを聞かず、そのまま脚から恐竜に食べられてしまう。そして……」
「止めろ!…………。」
健太が大声で言った。誰もいない校舎に健太の大声か声が響き渡る。でも、颯太は話を続けようとする。
「聞きたくなくても、実は実際に起こった話なんだ。信じたくなくても」
「早く、“キラメキ”を教えろ」
「3階の理科室だ。理科室の非常口階段付近に、修復されなかったバグがある。そこに呪文式を投げつければ、扉の一部が出現する」