隣に住んでいるのは先生で……。



その瞬間………



―――バンッ



勢いよく誰かにぶつかった。



「痛っ!」



私はぶつかった衝撃で床に尻餅をついた。



私は痛みに耐えながら、ゆっくりと顔を上げた。



!!!!



そこには………



私と同じく痛そうにしているお姉ちゃんの姿があった。



「お姉ちゃん!今までどこに行ってたの!?」



私は立ち上がり、お姉ちゃんの腕を掴んで勢いよく言った。



しかし………



―――パシッ



そんなお姉ちゃんは私が掴んでいた腕を振り、私の手を払いのけた。



「えっ………!?」



………払いのけられた!?



そして、お姉ちゃんは私を思いっきり睨んだ。



その瞬間、背筋がゾクッとした。



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