最愛〜最高の涙を君と…〜
「何すんのっ!?」
どうやら颯があたしを
お盆で殴ったらしい。
振り返るとお盆片手に
いつもの如く無表情で立っていた。
「あんたね、何ぼーっとしてんの」
ぼーっとって…
あんたにだけは言われたくないよ。
「ちゃんと俺らの仕事見て覚えてよね。ただでさえアホ面なんだから」
仕事覚えるのとアホ面
関係ないよね、絶対。
「ハイハイ。すいませんねアホ面で」
「ハイは一回」
“すいませーん。”
「ま、頑張って」
お客さんに呼ばれて
颯は仕事に戻っていった。
本当にむかつく男だ。