最愛〜最高の涙を君と…〜
「おー麗ちゃん似合うね」
黒のスキニーに
昨日もらった白いシャツと
エプロンを身につけた。
「昨日働けなかった分今日は頑張ります」
「おぉ、頼むね」
17時にオープン。
昨日と同じで
開店と同時にお客さんが
入ってきた。
「「「いらっしゃいませ」」」
あれ、この人。
昨日もきてた人だ。
「あら、大輝。新しい子入れたの?」
あたしを見ながらそう言った女の人は
20代前半ぐらいの綺麗な女の人。
「はい。俺の姪っ子なんですよ」
颯はいとこであたしは姪っ子。
そう言った方が色々
都合が良いらしい。
あ、颯がいとこなのは
本当なんだけどね。