最愛〜最高の涙を君と…〜
「さ、最悪っ」
終わった。あたしの人生。
「ってことだから」
どういうことだよ…。
颯は3年の校舎の方に
歩いていってしまった。
それからあたしも
教室に行くとクラスの女子に
質問攻めにされた。
女の子は颯のことを
王子って呼んでてそれがまた
あたしの笑いのツボを押さえてて。
「麗!」
女の子たちに囲まれながら
笑いを堪えていると
夏帆の声が聞こえた。
「…夏帆?」
「ちょっと来て!」
そう言って、あたしを引っ張り
女の子たちの輪から
助け出してくれた。