未来への光
暑い日差しの中で
ごめんね、ごめんね、本当にごめんね……。

謝ったって、許されることじゃない。

それなのに、彼は優しく接してくれた。

なんで、どうして。

あたしのせいで、ダメになったのに…。

もう2度と叶わない彼が憧れ続けた夢。

台無しにしたのはあたし。

でも、無理だと言われたのに、

彼は諦めてはいなかった。

そんな必死な彼の姿を見て、

あたしは応援した。

それしかできなかったから。

いつか、彼の夢が叶いますように……。

あたしは空に、精一杯願い続けた。
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