ブラック王子に狙われて①



「フフッ。絢って、絶叫系全然平気なんだな」

「えっ……はい。もしかして、苦手だった?」

「いや、平気。苦手じゃ無くて嫌いなだけ」

「へ?」

「別に乗るのが嫌いとかじゃ無くて…」

「??」

「待つのが嫌い」

「は?……じゃあ……」




じゃあ、この観覧車に乗るのに…

20分くらい待ったよ?

アトラクションだって結構並んで待ってたよね?

何で??


!!!

ってことは……私のために!?




うううっ、ウソでしょ~!?




「しかも、こんなクソ暑ぃ真夏に連れ出すから、どんなんかと思えば…」

「え゛っ!!!??」





彼が急に立ち上がった。

ま、マズい!!ヤバッ!!

どどどどど、どうしよう!!


おおおお、おっ、お仕置きだ!!



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