ブラック王子に狙われて①



首筋にチクッと痛みが走った。



「なっ、何をするのよ!?」

「お前は俺のもんだっつう印?」

「はぁぁぁあ!?」



私があまりの出来事に呆然と立ち尽くしていると、




「んじゃあ、また帰りな?…絢☆」

「ッ!!//////////」




彼は軽くウィンクして去って行った。


ホントに最低なヤツだけど、

容姿がカッコイイから見惚れちゃったじゃない!!



キィ――――――――ッ!!




なっ、何なのよ―――――ッ!!

“下僕”って……。

ふざけんなぁ―――!!



< 9 / 150 >

この作品をシェア

pagetop