ブラック王子に狙われて①



突然、後頭部を掴まれ…唇が!!

なっ!!//////////

わ、わっ、私のファーストキスがぁぁあ!!



平手打ちを食らわそうと…

振り上げた手はいとも簡単に捕まれる。

悔しさのあまりキッと睨み付けると、



「お前、お仕置きが足んねぇみたいだな?」



口角を少し上げて、ニヤッと不敵な笑みを。


ザワザワと全身が粟立つ。



すると―――――、




腰に手を回され…


「キャッ!!」


グイッと抱き寄せられた。

フワッと甘い香りが鼻腔を擽る。



次の瞬間―――――!!



< 8 / 150 >

この作品をシェア

pagetop