狼君逹のお姫様【完】

冴達の気持ち…

「…ん…朝か…。」


昨日…冴達に過去知られたんだよね…。
もう…冴達は私の事を…。


考えるだけで涙が出てくる。


誰かがベットに運んでくれたのかな…？、取り敢えず…リビングに行こ。私は着替えた後リビングに行った。


「な、何で…みんながここに…？」


私は寝室から出たらそこにはみんながソファに座りいつものように話していた。


「っあ♪おはよう♪柚衣ちゃん♪良く寝れた？」


南乙は私に抱き付いてきた。
な…んで？


「どうして…みんなは私の過去を知ろうとしないの!?それに…私は…人を…柚菜を…。」


私はその場に座り込み泣き出した。


「別に…過去を知っても仕方無いだろ…？俺は…今のそのいつも楽しそうにしている柚衣が好きなんだよ…。」


冴は立ち上がり私を優しく包む様に抱き締めた。
あの時みたいだ…。