狼君逹のお姫様【完】
ぅぅ…///
私は俯く。


「悪かったって!もうしないからな?」


「ほんとに…?」


私は顔を上にあげ冴を見て言った。


すると…冴は顔を赤くしそっぽ向く。


「あ、ああ…///」


そう冴は言い私から離れた。
ふぅ…良かった…。


みんなの前は恥ずかしすぎる…///


「取り敢えずここから離れようか?」


廉兔は気を使ってくれたのか…この人目から逃げようとした。


「そうだね!」


私達はデパートを出て近くの喫茶店に行った。


「俺は絶対二人が付き合うって思ってたけどな♪」


廉兔は私と冴を見てニヤニヤと笑って言う。


「それ…ほんと!?」


「うん♪冴と柚衣ちゃん解りやすかったからね♪」


私って…そんなに解りやすかったの!?



< 154 / 194 >

この作品をシェア

pagetop