狼君逹のお姫様【完】
「し、仕方ない…入るよ!!入ればいいんでしょ!!」


何かこの人達に逆らわない方が良い気がするし…。


「それでいい…後柚衣の通り名は『桜姫』〈オウキ〉だ、意味は桜のように美しい姫…。」


と冴君が言った、…桜のように美しい姫か…。
何か嬉しいな…///


「あ、ありがとう…///」


私は少し顔を赤くして言った。


「っあ゛ーーーー!?、学校行くの忘れたぁーーーーーー!?い、今何時!?」


私は勢い良く立ち上がって言った、忘れてた!!
学校行くの…。


私は携帯を開いた、時間はお昼の1時だった。


嘘!?
学校初日休んじゃった…。


「び、びっくりした…柚衣叫び過ぎだ…耳が痛い…。」


冴君は少し不機嫌そうに言った。


「だ、だって…転校初日に学校行かない何て…はぁ…。」


仕方ない…明日先生に風邪でしたって言うか…。


「柚衣さん転校生だったんですか?、その制服は『山野校』ですよね?何故女の子1人男子校に?」


と洩君は私に言ってきた、やっぱり気になるよね…
そりゃあ当然だよ…。



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