狼君逹のお姫様【完】
「柚菜…あり…がと…お姉ちゃん人を…埋納を…殺さない、柚菜は私の最高の妹だよ…大好きだったよ…柚菜…。」


ありがとう…柚菜…。
お姉ちゃん、絶対幸せになるね…。


さぁ帰る準備しよっと!!


服は全部入れたでしょもう無いね♪


みんなの所に行こっと。


「お待たせ、もう帰る?」


みんなは冴の部屋にいた。


「ああ…行くか?」


やっぱり埋納の事言った方が良いかな…。
言わないと駄目だよね…。


「うん…あのね、実はみんなに話があるの…。」


私はみんなに埋納に言われた事を全て話した。


「もっと殴っとくべきだったね…。」


廉兔は言う。


「けどね…心の中で柚菜が『お姉ちゃんに幸せになって』って言ったんだ…。」


「けど…あいつを許すのは…。」



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