狼君逹のお姫様【完】
「は、離してよ…気持ち…悪い…。」


私はキッと鴇谷君を睨んで言った。


だけど彼には逆効果だった。


「良いねぇ♪、その睨んでる顔も最高だよ~☆でも…気持ち悪いって言うのは酷いな…俺悲しいよ…♪」


もう…嫌だ…。


「んじゃ、早速♪柚衣ちゃんを頂きますか~☆」


わ、私を…頂く…?


「もしかして♪柚衣ちゃんって処女?」


処女って何だろう…?


「処女って…何よ…?」


すると鴇谷君は喜びながら言った。


「まさか柚衣ちゃんの初めてを俺が貰える何て嬉しすぎるなぁ~☆」


はじ…めて…?
何の事…?


「ん…んぁ…やめ…。」


いきなり鴇谷君は私の首筋を舐めてきた。

何これ…?
私は涙目になっていく。



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