恋愛温度(番外編も完結しました)
「どこかでお話できますか?」


「じゃあ、家に来ていただくというのは?」


課長の顔がさらに紅潮してくのが分かり、

勘違いされないように


「あ、いえ。そういうわけには行きません。」


さらりと流した。


「そう、じゃあ、僕の知り合いの店が近くにありますが、

 そこでよろしいですか。」


「はい。」

私は、

課長の後を、

何の疑いもなくついて行った。
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