恋愛温度(番外編も完結しました)
なによこれ…

「今時、ラブレターとかって反則だね~!!」

みかんが笑いながら。

「もう、諦めて付き合ってやりなさいよ。」

そんなこと言ったって、

どんな顔してあいつにあったらいいの?

自然と赤くなる顔。

私、あいつが好きになってる?

ホント、手紙とか反則。

返事を出さないわけにはいかない。

返信の方法が携番だけってのもずるい。

「なんて言ったらいいんだろう。」

みかんはふ~んと言ってから、

「電話しようってことは、

 もう十分会いたい気持ちがあるってことだよね。」

「手紙の返事はしなくちゃかなって。」

「今日一日、あいつが来ないこと気にしてたのは誰?

 いい加減自分の気持ちに素直になりなよね。」

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